付属のタレは使わない、おすすめはオリーブオイル×海塩
実は、納豆に付属しているタレには、健康を考えるとできればあまり口にしたくない原材料が入っている事も多いです。例えば、果糖ブドウ糖液糖、たんぱく加水分解物、その他の添加物など。大した量ではありませんが、いつもそばにある納豆だから原材料を気にしたい。
そこで、納豆に付属のタレは使わずに、自宅にある醤油や塩で基本の味付けをするのがオススメです。
中でもオススメなのが「ミネラルたっぷりの海塩 × オリーブオイル」の組み合わせ
サラダドレッシングの基本の味付けでもある、塩とオリーブオイルの相性は抜群です。
また、納豆に含まれるビタミンKは、オイルと一緒に摂ることで吸収率が高くなるという嬉しい効果も。
ビタミンKには骨の形成を促進したり、肌のバリア機能を高める効果があるので、積極的に取りたい栄養素のひとつです。
また、免疫力を向上させることで注目を集めているビタミンDサプリを納豆にかけてもいいですね。
ビタミンDをビタミンKと一緒に摂るとビタミンDによって運ばれるカルシウムが骨に吸収されやすくなります。
最後にバジルを少しふりかけてるとさらに美味しくなります。
納豆は200回かき混ぜる
「納豆をたくさんかき混ぜると栄養が増える」という話がありますが、これにはいまのところ科学的な根拠はありません。
では、なぜ納豆を200回かき混ぜるのか?というと・・・
「単純に美味しくなるから」
納豆の種類やかき混ぜ方にもよりますが、100〜200回程度混ぜると、納豆が「フワッと」した食感に変化するタイミングがあります。
食通としても知られるかの有名な芸術家、北大路魯山人はこのように言っています。
「納豆はかき混ぜるほどに旨くなる」
素敵な言葉です。
炊きたてご飯はちょっと待って、納豆も常温でしばらく置く
なんと納豆は、「アツアツご飯」との相性があまり良くありません。。
というのも、納豆に含まれるナットウキナーゼは、50℃以上の熱にさらされると、急激に活性が低下するからです。ナットウキナーゼには、血栓を溶かしたり血圧を下げたりする効果が期待できるので、せっかくの効果を台無しにしてはもったいないです。
さらに、白米に含まれるレジスタントスターチは、炊きたてご飯を常温まで冷ますことで、約1.5倍まで増加します。
(レジスタントスターチ)・・食物繊維の一種で腸内細菌を活性化させ、コレステロール・中性脂肪の減少、血糖値の急な上昇を抑制する効果が期待できます。
また、納豆は常温で短時間おくと発酵が進み納豆菌が増加するので、常温で少しおいてから食べるといいですね。
卵を入れるなら、卵白だけレンジでチン
卵白に含まれるアビジンは、納豆に含まれるビオチンの吸収を妨げます。
アビジンは加熱すると変性するので、卵白だけレンジで加熱しましょう。(600W40秒ほど)
ただ、卵白のアビジンが妨げているビオチンの量は、それほど多くないので、どうしても生の卵白が食べたかったり、レンジ加熱が面倒であれば、気にせず食べてしまいましょう。
(ビオチン)・・肌のターンオーバー促進、皮膚の炎症を抑制する効果

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